女騎士は付加価値でありステータス@グランブルーファンタジー
「女騎士」
この言葉を見た時に一番最初に出てくるキャラクターといえば...誰が頭に浮かぶでしょうか?
FFTのアグリアス、Fateのセイバー、TOLのクロエ、ダンまちのアイズ・ヴァレンシュタイン…などなど。
非常に人気あるジャンル故、多くのキャラクターが挙がると思います。ただある程度共通しているのは高潔・凛々しく強い意志が見受けられる美麗な顔立ち。
しかし、こんな「女騎士」が醜悪なオーク・野蛮な敵軍騎士に捕縛されあんな事やこんな事されちゃういわゆるくっ殺。ここ数年、このくっ殺により女騎士需要が増えてきているように思います。
「こんないい身体してるんだから殺すのはもったいないじゃねぇか…」
手足を縛られ、身包みを剥がされると鎧で隠されていた艶めかしい身体が現われになり、オーク・男達はそんな彼女たちに溢れ出る欲望を抑えきれず獣になり襲い掛かる。
辱めを受けつつこんな恥を晒すくらいならと最後の意地とプライドを絞り出し出てくる言葉が、そう。
「くっ…殺せ!!」
このキラーワードです。ある意味「女騎士」人気を押し上げた名言。
その人気ゆえに女騎士を題材した作品・流れをくむキャラクターが多く生まれています。自分からオークに汚されたがっている女騎士さんもいれば、オークに育てられちゃう女騎士さん。そもそも戦うのでなく経理業務を従事する女騎士さんに田舎暮らしを満喫する女騎士さんもいるようです。
そんな中、最近空の旅をしているのですが、その最中にどこか懐かしく素敵な女騎士さんとの出会いがありました。
©Cygames,inc
グランブルーファンタジーより引用
そう、その人がこのラスティナさん。
グランブルーファンタジーに出てくるドラフ族の女騎士さんです。
このラスティナさんとの出会いですが、旅の途中で訪れた街にて盗賊団を退治するといったところから始まります。なにやら近くの山を根城にしているようで、さっそく退治しにレッツラゴーと向かった先で、縄で縛られ粗い息の男達の中心達にいるのが、そう辱めを受ける5秒前のラスティナさんその人でございます。
イキり立った盗賊団を星晶獣(グラグル世界における召喚獣・特殊な力)を使い退治し彼女を救う騎空団。しかし彼女は騎空団の事をゼエン教徒という彼女にとっての仇の存在と勘違いし襲い掛かった来るのですが
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グランブルーファンタジーより引用
うーんこのドジっぷり。女騎士さんは生真面目が故の抜けているところもあるんです。そして転んだことで先ほどの縄に身体が絡まってしまうというある意味お約束の展開。そんな縄に縛られた彼女が言い放ちます。
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グランブルーファンタジーより引用
きた!伝家の宝刀!もはや安心する!この後にこんな辱めを受けるくらいならのというセリフもあり、王道の「くっ殺」展開が続いてゆきます。この安心感と言ったらダチョウ倶楽部さんの熱湯風呂コントのよう。
こんなラスティナさんですが、騎空団がゼエン教団ではないと自分の目で監視するという名目で仲間になるのですが最後にまた落ちてる縄に引っかかるいう天丼ネタまで披露してくれます。
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グランブルーファンタジーより引用
この声がまた妙に艶めかしい。状況的にはギャグシーンなのですが、それを忘れるくらいのんくっ!の絶妙な吐息感!CVは山本希望さん。
最近の変化球女騎士さんも魅力があるのですが、こういったスタンダード女騎士さんの良さってやっぱり安心しますね。なんだかんだガリガリ君はソーダ味に帰ってきてしまうように、ベーシックなモノってやっぱり落ち着きます。
今思えばFF6のサウスフィガロでのセリスもくっ殺案件未遂に思えますね。しかしスマートフォン版などではどうやらこのシーン削除されたとの事。うーん。
そう考えるとリメイクでも話のわかるオズ様がいて良かった!良かった!!