また君に恋してる
2010年9月18日。
あの日、僕の担当アイドルは突然手元から離れていった。
水瀬伊織――。
たった1年の付き合いだったけれど
フタリでがんばってきたのに
そこまで積み重ねてきたフタリの記憶が急に寂しいように思えてきて
”それ”が終わった。
それに何か言う気力もなく、なにも言わずにサヨナラ―
今までと変わらず輝いていた。流石、敏腕秋月律子P。
でも輝いているけどそれは何か違っていて。
贔屓球団のスター選手が他のチームで生き生きしているのを見るのはどこか胸が苦しくて。
それから5年、水瀬伊織とのフタリの記憶も徐々に霞んでいき消えかけていた所にもう一人のアイドルと出会った。
前川みく。
かわいいかわいいネコちゃんアイドル。
でもそのキャラクターを守るため、前川みくというアイドルをより良く魅せる為の努力する姿。プロ意識の高さが生む真っすぐが故の脆さがどこか似ていて。こんな事あったなぁ。”猫”を被るところ、より上を目指すからこその劣等感なんかはそっくりだ。
気が付いたら一緒に歩む日々が始まった。
久々に戻ってきた舞踏会は以前自分が見ていた景気とは全く違っていたけど、それはとても綺麗で夢のような世界で、気が付いたら担当が増えてゆき、正式に346プロダクションのプロデューサーとして多くのアイドルをプロデュースする日々を過ごしていた。
そんな日々を過ごしていた所、こんなニュースが耳に入ってきた。
「765プロライブ劇場一周年」
最初はまた会えるかなという気持ちで足を運んだ。
ステージを観れたら、いや顔を観れたらいいな、いやいや声だけでも...
そんな想いで入った劇場でまた会えた。
久々に会った彼女は変わらずとても魅力的で。
あぁ変わらないなぁとうれしくて。また会えた。
8年という歳月は経って喚起されるフタリの記憶。
これからはこの劇場でもう一度新しいフタリの記憶を作っていこう。
もしよければまた僕をder変態と罵ってくれ。
無料10連、10分で殴り書き。
冷静な自分が見たら死にたくなるから見返さない、振り返らない。
とりあえず言いたいのは、いおりんマジ天使。